社宅「代行」と「転貸」の違いは?
社宅代行と転貸の違いをまとめました。メリットやデメリットも合わせて紹介しています。
似て非なる「代行」と「転貸」
社宅代行サービスとは、社宅の管理を代行するサービスのこと。家賃の支払いや部屋探しの契約代行などを行っています。
一方、転貸とは又貸しのこと。借りた物件を別の人に貸し出す方法で、最近ではこの転貸システムを取り入れている社宅代行サービス業者も増えています。
契約者が社宅代行サービス会社に敷金を預託済みのため、敷金の負担や残高管理がいらないのが特徴です。
また、敷金が回収できないといったトラブルのリスクが減り、借主が1社にまとめられます。そのため窓口を一本化でき、管理側の負担を軽減することが可能となっています。細かな違いを以下にまとめました。
代行方式と転貸法式の違い
代行方式 | 転貸法式 | |
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概要
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特徴
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メリット
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デメリット
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概要 | 代行方式
転貸法式
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特徴 | 代行方式
転貸法式
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メリット | 代行方式
転貸法式
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デメリット | 代行方式
転貸法式
|
「代行」と「転貸」どちらの委託形式が得なのか?
代行と転貸、委託形式としてどちらが得なのかというと、比較表からも分かる通り、実務の負担という面ではどちらも遜色ありません。
代行方式はシンプルに契約に関わる企業の事務を代行するので、委託コストが安く済むのが特徴です。最近では解約や保険など一部手続きのみ代行する業者もおり、コストや目的によってさまざまなサービスを選べるように。そのため業界のニーズは高く、メリットも多いと言えます。
一方転貸形式は企業や業者に都合の良い条件で契約することが可能。また借主の一本化により契約リスクや解約時のリスクが回避でき、結果的に安定性を向上させて企業価値を高めることができます。
社宅代行会社はどう選べばいい?
代行方式と転貸法式、どちらも大きな違いがないのであれば、一体どうやって会社を選ぶべきなのか。
もちろん細かなニーズを理解し、自社に合った代行会社を選ぶことが必要ですが
サポート体制は異なる各々異なります。そのため、代行方式にも転貸方式にも対応し、サポート体制と実績が伴った会社から選ぶのがおすすめです。
以下に全国の社宅代行会社から厳選した3社をまとめました。
北海道・札幌エリアに対応する
おすすめ社宅管理代行会社は
こちら!
サポート体制と実績で選ぶおすすめ社宅管理代行会社3選
サポート体制(対応オプション) | 受託企業数 | 受託管理件数 | 導入事例 | 社歴 | |
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多様なオプションで
幅広い社宅関連業務に 対応 [タイセイ・ハウジー]
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645社 | 103,182戸 |
7件
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36年
|
安定した実績と伸び率で
業界を引っ張る [リロケーション・ジャパン]
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850社
以上 |
190,000戸
以上 |
2件 | 20年 |
大手のネットワークで
幅広い地域の物件紹介・管理が可能 [長谷工ビジネスプロクシー]
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318社 | 61,257戸 | 4件 | 7年 |
※【選定基準】社宅管理業務を行う会社の中で、代行方式と転貸方式に対応し、受託社数と受託管理戸数をHPに掲載している3社(2021年6月時点)
多様なオプションで幅広い社宅関連業務に対応
[タイセイ・ハウジー]
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サポート体制(対応オプション) 受託企業数 645社 受託管理件数 103,182戸 導入事例 7件 社歴 36年
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---|---|
安定した実績と伸び率で業界を引っ張る
[リロケーション・ジャパン]
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サポート体制(対応オプション)
敷金不要プラン
受託企業数 850社以上 受託管理件数 190,000戸以上 導入事例 2件 社歴 20年
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大手のネットワークで幅広い地域の物件紹介・管理が可能
[長谷工ビジネスプロクシー]
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サポート体制(対応オプション)
引越し業務・保険の取り扱い・家具家電レンタル
受託企業数 318社 受託管理件数 61,257戸 導入事例 4件 社歴 7年
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※【選定基準】社宅管理業務を行う会社の中で、代行方式と転貸方式に対応し、受託社数と受託管理戸数をHPに掲載している3社(2021年6月時点)
社宅代行会社おすすめ3社を詳しく紹介
幅広い社宅関連業務に対応
タイセイ・ハウジー
対応オプション
タイセイ・ハウジーの実績
(2021年6月1日調査時点)
社歴 | 受託企業数 | 受託管理⼾数 |
---|---|---|
36年
|
645社 | 103,182⼾ |
タイセイ・ハウジーの特徴
Web上で一元管理
タイセイハウジーは社宅代行事業の黎明期である1995年にサービスを開始しました。
自社開発した社宅管理業務代行システム「ANSWER」を導入すれば、全国の物件情報にリアルタイムでアクセス可能で、契約更新や解約、敷金精算、問い合わせ対応などおよそ90%の社宅関連業務をWeb上で一元管理できます。
優良賃貸会社との繋がりで、
あらゆる顧客ニーズに応える
タイセイハウジーは多様なオプションで、顧客の幅広いニーズに応えることが可能です。 引越し業務や家具・家電リース、マンスリーマンションの取り扱い、カーリースなど、社宅管理に関わる総合的なサービスを提供。 全国各地に42店舗の直営店、さらに1800社以上の優良賃貸不動産会社とのつながりを持っているため、 様々な地域の物件探しから賃貸契約後の管理業務まで、一貫して代行できる点も大きな強みです。
タイセイ・ハウジーのサポート体制
立て替え払いOK
タイセイ・ハウジーでは、新規契約時の契約金や更新時の更新費用、リフォーム精算金などの際に発生する諸費用を、無利息で立て替え払いすることが可能です。
支払いが発生するたびにタイセイ・ハウジーが立て替えるため、企業側の支払い業務は月に一回の定時支払い処理で済み、煩雑な経理業務の工数を削減することができます。また、社宅費用に関わる支払い先がタイセイ・ハウジーに一本化されるため、経費の流れがわかりやすくなり、臨時出勤などの手間が不要になります。
こまめに社宅状況を確認できる
タイセイ・ハウジーの担当者は、定期的に取引企業のもとへと訪問して、毎月の社宅管理状況に関して報告を実施しています。これによって企業は、社宅関連のトラブル等がないかを確認するために、自ら社宅を訪れる必要がありません。
仮に問題が発生してもタイセイ・ハウジーから都度適した対応策を提示してもらえます。企業側は従来の社宅管理に割いていた人員や時間を大幅に削減し、コア業務に充てることで業務生産性の向上に繋がります。
タイセイ・ハウジーの導入事例:7件
短期間で実現
全国におよそ900戸ある社宅を各支店にて分散管理していましたが、社員への平準化したサービスを提供できず、不平不満が発生した為、本社集中管理を検討しました。
同時に集中管理に伴う業務の増大と、短い期間での転勤に対するサービスを拡充するため、タイセイ・ハウジーにアウトソースしました。
社員サービス向上に繋がった
他の社宅管理業者が管理業務を行っていたのですが、全国の社宅斡旋対応ができず、社員から不平不満の声が出ていました。
そこで、全国斡旋組織のあるタイセイ・ハウジ―に社宅管理業務を依頼したことで、社員サービス向上を実現できました。
業務負荷を軽減できた
全国におよそ1400戸ある社宅は、各支社で管理を行なっていました。しかし、老朽化する社有社宅の廃止(売却)に伴い借上社宅が増加したことで、各支社の業務負荷が増大してきました。自社による一括管理を決定したのですが、人員配備やコスト面にて問題があったため、タイセイ・ハウジーにアウトソースを行ないました。
業務負荷を軽減できた
全国におよそ1400戸ある社宅は、各支社で管理を行なっていました。しかし、老朽化する社有社宅の廃止(売却)に伴い借上社宅が増加したことで、各支社の業務負荷が増大してきました。自社による一括管理を決定したのですが、人員配備やコスト面にて問題があったため、タイセイ・ハウジーにアウトソースを行ないました。
物件管理業務の手間が省けた
社宅の8割以上を占めていた社有社宅(一部棟借有)の全面廃止をしましたが、それに伴い、物件探しの手間と管理業務が増大したため、タイセイ・ハウジーにアウトソースしました。
物件管理業務の手間が省けた
社宅の8割以上を占めていた社有社宅(一部棟借有)の全面廃止をしましたが、それに伴い、物件探しの手間と管理業務が増大したため、タイセイ・ハウジーにアウトソースしました。
タイセイ・ハウジーの会社情報
株式会社タイセイ・ハウジー
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-10 南新宿SKビル
業界を引っ張る
リロケーション・ジャパン
対応オプション
リロケーション・ジャパンの実績
(2021年6月1日調査時点)
社歴 | 受託企業数 | 受託管理⼾数 |
---|---|---|
20年 |
850社
以上 |
190,000戸
以上 |
リロケーション・ジャパンの特徴
リロケーション・ジャパンが提供する社宅代行サービスの特徴は、一般的な事務代行サービスとは異なるフルアウトソースの社宅管理にあります。フルアウトソースとは、契約関連や家賃支払い関連などを一括処理する代行サービスを指し、依頼側の企業にとっては大幅な業務削減を実現します。浮いた人的リソースや業務時間をコア業務に充てることで、従来に比べて業務生産性を向上することができます。
リロケーション・ジャパンはWEB上で借り上げ物件を検索できる【RELO-NET】というサービスがあります。社宅の申請・承認機能、クライアントの規程に沿った物件紹介サービス、引越の見積もり依頼の受付など、物件探しをサポートする機能が満載です。また、社宅についての各種相談や調整については担当者が直接対応してくれるので安心です。
リロケーション・ジャパン公式HPで
社宅代行について問い合わせる
リロケーション・ジャパンのサポート体制
社宅運用を
コンサルティング
リロケーション・ジャパンでは単なる社宅管理代行サービスにとどまらず、新規契約が生まれるごとにクライアントごとの運用条件に基づいて「Reliance System Diag」という借り上げ社宅問診票を個別に作成しています。このReliance System Diagはおよそ250個の項目からなるカルテのようなもので、クライアントごとの社宅の状況を整理し、1社ごとのニーズに沿ったサービスの提案・提供を可能にしています。
リロケーション・ジャパンは、日本全国各地域の有力不動産管理会社を中心に、トラブルのない業者を選定しています。そのネットワークはおよそ2,900店舗に及び、24時間365日いつでも物件探しが可能です。社宅規程に沿った物件を紹介でき、有人の専用ヘルプデスクも設置しているのでWEBが利用できない方でもスムーズに部屋探しができます。
リロケーション・ジャパンの導入事例:2件
法的リスクヘッジを実現
代行型に比べて、転貸型の方が総務部の工数と人件費が大幅に削減された。 物件斡旋の選択肢が増加したことによって、従業員満足度が向上。 家主破綻や民事再生、競売などの各種法的リスクも軽減されただけでなく マイナンバー取得義務者からも解放された。
業務の削減にも成功
実は委託する業務範囲の拡大に伴い、現在の委託先から委託料の値上げを求められていたので、助かりました。良いご提案をありがとうございます。運用の一部と化し、必須と思い込んでいた業務を「そもそも発生させない」という視点でゼロにできる点に加え、先日デモ画面を見せていただいたWEBシステムの使い勝手の良さを踏まえて、リロケーション・ジャパンさんに委託先を変更することが決定しました。
リロケーション・ジャパン公式HPで
社宅代行について問い合わせる
リロケーション・ジャパンの会社情報
株式会社リロケーション・ジャパン
【東京本社】〒160-0022 東京都新宿区新宿四丁目2番18号 新宿光風ビル7階
幅広い地域の物件紹介・管理が可能
長谷工ビジネスプロクシー
対応オプション
長谷工ビジネスプロクシーの実績
(2021年6月1日調査時点)
社歴 | 受託企業数 | 受託管理⼾数 |
---|---|---|
7年 | 318社 | 61,257戸 |
長谷工ビジネスプロクシーの特徴
4つのベースプランから選択可能
長谷工ビジネスプロクシーは、借り上げ社宅の管理代行サービスに関して4つのベースプランを用意しています。社宅管理業務が大幅に削減されるレギュラープランをはじめ、企業に代わって賃貸借契約の当事者になることでリスク対策も可能な転貸プラン、個別賃貸借契約の借主になるULプラン、社有社宅の管理・入居者入替業務を行う社有社宅のプランの中から、自社のニーズにあったベースプランを選ぶことができます。
全国エリアで物件紹介が可能
長谷工ビジネスプロクシーは社宅管理業務の代行サービスに加えて物件紹介サービスも展開しており、長谷工グループが全国に誇る不動産ネットワークを活かして全国エリアで社宅向け物件の紹介が可能です。物件探しから賃貸契約後の社宅管理まで一貫して任せることができるため、会社としては大幅な業務削減を実現できます。
長谷工ビジネスプロクシー公式HPで
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長谷工ビジネスプロクシーの
サポート体制
オンラインサービスを展開
長谷工ビジネスプロクシーの社宅代行サービスの大きな特徴は、クライアントがインターネット上でいつでもどこでも利用できるオンライン社宅管理サービス「HASEKO社宅NAVI」を展開している点です。HASEKO社宅NAVIでは、入退去に伴う登録手続きや、対象社員への一斉メール送信などの管理業務を24時間いつでもペーパーレスに実行することができるため、特に春先の移動シーズンで管理部署が多忙を極める時期などは業務の省人化に大きく貢献します。
長谷工ビジネスプロクシーでは、クライアントの物件探しから賃貸契約、社宅への入居など様々な業務フローにおいて一貫して担当者がサポートするだけでなく、クライアントごとに総合窓口責任者を設けることでトラブル発生時の迅速な対応を可能にしています。これによって、企業内の社宅管理担当部署の業務負担を大きく低減し、本来の業務に多くの時間やマンパワーを割くことができます。
長谷工ビジネスプロクシーの導入事例:4件
早期稼働も対応可能
長谷工ビジネスプロクシーは最低一戸の社宅から管理代行サービスを受け付けており、月額定額制で利用することができます。また、社宅の貸与の必要が生じた等の理由から物件斡旋や契約手続きを先行して早期にサービスの稼働を開始することもできます。長谷工ビジネスプロクシーが定める運用フローに則れば、全業務での早期スタートも実現できるため、早期導入の不安も解消されます。
業務効率化・リスク対策を実現
長谷工ビジネスプロクシーは賃貸条件を統一化できる利用プランを用意しているため、イレギュラー契約が発生するリスクがなくなり、物件ごとの条件確認業務や承認業務も省力化することが可能です。また、物件オーナーと長谷工ビジネスプロクシーが賃貸契約を結び、その物件を企業に貸し出す転貸方式を採用しているため、企業側にとっては反社会的勢力との契約リスク回避にもつながるというメリットもあります。
長谷工ビジネスプロクシー公式HPで
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長谷工ビジネスプロクシーの会社情報
株式会社長谷工ビジネスプロクシー
〒105-0014 東京都港区芝3丁目8−2 芝公園ファーストビル